2010年11月24日
香水瓶の世界
東京都庭園美術館で開催されている「きらめく装いの美 香水瓶の世界」に行ってきました
庭園美術館はアール・デコ様式の旧朝香宮邸です。


古代から現代までの美しい香水瓶に囲まれて、うっとりと、そして優雅な気分を味わいました。
中でも食い入って見てしまったのは、1650年代のドイツ製のポマンダーでした。
ポマンダーとは、練り香を入れる容器です。
十字軍遠征時代にオリエントの香料がヨーロッパ貴族や高位の聖職者達に香料趣味が広がって、
ポマンダーが流行りました。
香りは当時の医学で病気を治すものと考えられ、ポマンダーをチェーンで腰にぶら下げたり、
腕に巻いたりして身に付けていました。
私が注目したポマンダーは、オレンジを6つの櫛切りにしたような作りになっていて、
6つの香料が入れられる仕組みのものです。
シナモン、ナツメグ、クローブ、ローズ、ローズマリー、気付け酢の6種類が入れられていたそうです。
残念ながらジンジャーは入っていなかったようですね
http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/1077.html
因みに、ジンジャーもペストなどの疫病予防に使われていました。
ポマンダーが流行した16世紀頃、英国王ヘンリー8世がペスト対策にジンジャーブレッドを推奨した話しは有名です。
それにしてもものすごい人で混雑していました
こういった作品は、もっとゆったり鑑賞したかったです。

庭園美術館はアール・デコ様式の旧朝香宮邸です。
古代から現代までの美しい香水瓶に囲まれて、うっとりと、そして優雅な気分を味わいました。
中でも食い入って見てしまったのは、1650年代のドイツ製のポマンダーでした。
ポマンダーとは、練り香を入れる容器です。
十字軍遠征時代にオリエントの香料がヨーロッパ貴族や高位の聖職者達に香料趣味が広がって、
ポマンダーが流行りました。
香りは当時の医学で病気を治すものと考えられ、ポマンダーをチェーンで腰にぶら下げたり、
腕に巻いたりして身に付けていました。
私が注目したポマンダーは、オレンジを6つの櫛切りにしたような作りになっていて、
6つの香料が入れられる仕組みのものです。
シナモン、ナツメグ、クローブ、ローズ、ローズマリー、気付け酢の6種類が入れられていたそうです。
残念ながらジンジャーは入っていなかったようですね

http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/1077.html
因みに、ジンジャーもペストなどの疫病予防に使われていました。
ポマンダーが流行した16世紀頃、英国王ヘンリー8世がペスト対策にジンジャーブレッドを推奨した話しは有名です。
それにしてもものすごい人で混雑していました

こういった作品は、もっとゆったり鑑賞したかったです。
Posted by ショウガクラブ at 12:21│Comments(0)
│kanae